DX 投資効果シミュレータ

システム導入・業務改善などの DX 投資について、初期費用と月次効果(人件費削減・売上増)から 投資回収期間 (Payback) ・累積効果・現在価値 (NPV) を試算します。 社内稟議・提案資料の根拠資料に。

500 万円(システム開発費・導入費・教育費など)
年 360 万円(人件費削減・売上増・コスト削減)
年 60 万円(クラウド利用料・保守・人件費)
多くの投資判定で 3〜5 年が一般的
%
自社の資本コストや期待利回り(一般的には 3〜10%)

投資効果シミュレーション

投資回収期間 (Payback)
1.7 年 (20 ヶ月目)
5 年累計効果
¥18,000,000
5 年累計運用費
¥8,000,000
5 年累積純効果 (Net)
+¥10,000,000
ROI (投資収益率)
200.0%黒字
NPV (現在価値, 割引率 3%)
+¥8,927,026投資判定: GO (純現在価値プラス)

累積純効果の推移

累積純効果損益分岐 (累積 = 0)投資回収時点
012345-1,000-50005001,000
📖 用語解説 (割引率・NPV・ROI・投資回収期間)

投資回収期間 (Payback Period)

累積純効果が初期投資額と等しくなるまでの期間。「何年で元が取れるか」の指標で、 直感的に分かりやすい。短いほど良いが、回収後の収益や時間価値は考慮しないので 単独判断には注意が必要。製造業 3〜5 年・IT/DX 1〜3 年 が一般的なライン。

ROI (Return on Investment, 投資収益率)

累積純効果 ÷ 初期投資。たとえば 100% なら投資額と同額のリターン。 シンプルだが 時間軸を無視 するので、3 年で 50% と 10 年で 50% を 同じ評価にしてしまう弱点がある。

割引率 (Discount Rate)

「お金の時間価値」を表す率。 将来受け取る 100 万円は、今もらう 100 万円より価値が低い (機会損失・インフレ等)。 この目減り具合を年率で表したもの。

  • 3% 前後: 安全志向・公共投資・国債利回り基準
  • 5〜7%: 中小企業の自己資本コスト想定 (一般的な DX 投資判定で多用)
  • 8〜15%: 高成長業種・スタートアップの WACC 相当 (リスク高)

迷ったら 5% から始めて、感応度分析で 3% / 7% も試すと相手を 説得しやすい。割引率を高くするほど未来の効果が割り引かれて NPV が小さく出る。

NPV (Net Present Value, 正味現在価値)

将来の月次効果を 割引率で現在価値に換算し、初期投資を引いた合計。NPV > 0 なら投資すべき (将来効果の現在価値が投資額を上回る) という判断基準。 ROI と違って時間価値を含むため、企業の投資判定や稟議で最も信頼される指標。

本ツールでは月次キャッシュフローを年次割引で割引現在価値に直す簡易計算 (CF / (1 + r)^(月/12)) を採用。

稟議向けの使い方: ROI と NPV を両方提示し、回収期間で「キャッシュ回収のスピード」も補足。 「割引率 5% で NPV +XXX 万円・回収 X 年・ROI XX%」という三点セットが定石。

年別シミュレーション
CSV (カンマ区切り)TSV (タブ区切り、Excel/スプレッドシート貼付向け)
年間効果年間運用費年間純効果累積純効果
1年目¥3,600,000-¥600,000¥3,000,000-¥2,000,000
2年目¥3,600,000-¥600,000¥3,000,000+¥1,000,000
3年目¥3,600,000-¥600,000¥3,000,000+¥4,000,000
4年目¥3,600,000-¥600,000¥3,000,000+¥7,000,000
5年目¥3,600,000-¥600,000¥3,000,000+¥10,000,000